2月16日に実施したコラボオンライン質問会( 駒場苑・坂野施設長 x はちす苑・麻生施設長)の様子を、複数回に分けてレポートします。 今回は、「駒場苑は『下剤ゼロ』を掲げているが、下剤をなるべく使わないために、どんな方法で自然排便を促しているのか?」という質問です。 (レポート#1「介護現場での理想的な方針浸透とは?」はこちらからご覧ください。

以下がやりとりの内容ですが、雰囲気を知りたい方は、是非動画の該当箇所をご覧ください。 動画はこちらからご覧になれます。

〜動画27:38〜

坂野(駒場苑): 完全に「下剤ゼロ」にするのではなく、できるだけ少ない下剤で出るようにするというアプローチをとっています。

オムツをしてベッド上で排便するにはものすごい力が必要で、強い下剤が必要になります。トイレに座るだけで踏ん張りが効くようになるので、少ない量の下剤で済みます。

麻生(はちす苑): はちす苑の取り組みもほぼ同じです。 入所時・退院時にものすごい量の下剤を飲まれている方の場合は、その量を減らすことが第一歩。あとは、トイレに座れるか座れないか。車椅子に座れる方はトイレにも座れるので、下剤の量を徐々に減らしていきます。

下剤を完全に外せない方は正直多いです。でも「下剤ゼロ」という大きな目標を掲げないと「量を減らしていこう」と職員の気持ちが乗ってこない、ということが現実としてありますね。

編集部: 両施設とも、完全に下剤を無くすことを目指しているというより、その方向性を共有しながら可能な範囲で少しずつ量を減らしているということですね。

〜動画32:06まで〜

レポート#3「ご自身で食べたい方向けの食事介助」はこちらからご覧ください。