■介護職は195万人

 前回「介護事業所の数はコンビニの4倍!」では、増えていると思われていた介護の仕事が、実際にどの位なのか、事業所数の比較で見てみました。






今日は実際にどのくらいの人が働いているのかを見ていきます!




 まず現在は介護職は、どのくらいの人が働いていると思いますか?





答えは・・・195万人です。




他の職種との比較で見てみると、医療系だと、医師32万人、看護師+准看護師156万人、保育系だと、保育所の保育士41万人となっています。




看護師+准看護師の人数より多いのは、少し意外だったのではないでしょうか?


日本の人口は1.2億人なので、約60人に1人、2クラスに1人程度は、介護職を担っている計算になります。



■2025年までに年間70,000人の介護職の増加が必要に

 現段階で既に一定以上の数が就いている介護職ですが、まだまだ人材が不足していると言われています。


このことは介護業界を知らない人でも、何となく頭にはあるのではないでしょうか。


実際にどの程度の不足すると言われているのかというと・・・2025年までに55万人です。



 2017年度で195万人というデータを先ほど示しましたが、仮にこのペースで2020年度まで増えているとすると、すでに210万人に2020年時点で達していることになります。それでも2025年、残り5年で35万人の不足ということになりますので、2025年までに、毎年70,000人増やさなければいけない計算になりますね...!



 それだけ高齢者の数が増えているということです。




実際すでに、介護の仕事の求人倍率は、平均で1.38のところ、介護職は3.80になっていました。

2.75倍、他の職業と比較して、人材が採用しづらかった状況ということです。

(東京に至っては6.05でした)




今回のコロナウイルスの影響で景気動向が代わり、この傾向は間違いなく変わりますが、それはまたの機会に・・・・



■5人に1人が介護福祉医療職に従事する時代へ

 高齢者が増えると、介護や医療の需要が増えます。


それは、すでに介護職で195万人が働いているという事実や、上記の今後の人材不足の見通しや、求人倍率にも現れていました。


これは、将来的にどうなっているのでしょうか。




 今は、介護福祉医療職を、全て合わせると823万人(ご紹介した医師、看護師、介護職、保育士以外にも周辺職種など全て合算)が働いています。


2040年だと、計画ベースで1,065万人が働く想定になっています。



就業者数自体は5,654万人に減少しているので、約5人に1人が関連する仕事に付いていることになると推計されているのです。


30人クラスだと6人、5人に1人が関連する仕事に就いている人ということですね。



 高齢化社会と言われて久しいですが、こういった状況を見ていくと、介護を含めた関連する仕事に就くことは、より身近なことになっていくということが分かりました。



介護業界は、働いている人と働いていない人の情報GAPが大きく、身内に介護業界で働いている人がいない限り、中々実態がわからない面もあります。


色々とデータをご紹介しましたが、これから介護業界で働くということは、より一般的な概念になる可能性も高く、ぜひ、今後の職業選択の1つとして、頭に留めていただければと思います!



 今日の内容はおしまいです。