■日本で最も従事者数が多いのは小売業
前回は「180,000人が介護職に中途未経験で就いている」とデータをご紹介しました。
では、どういった方が、介護業界に就いているのでしょうか。
まず、全産業で就業する人の割合を見てみます。
世の中で一番就労者が多いのは、小売業で、次が製造業、その次が医療・福祉となっています。
医療福祉は過去にご紹介したように、既に823万人が就業しているので、不思議ではないですよね!
■サービス業の方はぜひ介護業界へ
では、介護職はどうでしょうか。
介護職の出身業界別で多い順に並べつつ、全体との比較で割合が多い業種を見ていきます。
一番多いのはサービス業(他に分類されないもの)、二番目は製造業となりました。
それ以外で、全産業平均と比較して多いのは宿泊/飲食業、生活関連サービス/娯楽業でした。
平たくまとめると「サービス業」と「製造業」ということになりますね!
サービス業は、接客業ということで共通点を感じやすい点や、離職率の高さが流入の要因かもしれません。
また「製造業」は意外でしたが、「営業職や事務職から来ている」もしくは「物に向き合う仕事から、人に向き合う仕事に就きたくなった」のかもしれませんね。
「サービス業」と「製造業」に該当する方で、何となく介護が気になる方、ほかにもたくさん就業している方がいるので、ご安心ください!
ぜひ該当する業界の方は、一つの選択肢として考えていただければと思います。
今日の内容はおしまいです。