□人材を育てる力を組織として改めて付けていきたい

籏野:今日はありがとうございました!

体験者:ありがとうございました!

籏野:バタバタしてしまってすみませんでした。ちょうど今の時間、課長会議を2時間ほど実施しています。その時間と当初の鼎談予定の会議室が重なってしまい、場所が変更になってしまいました!総務課長の久永が中間層の育成に課題認識を持っていまして、先日、課長間でのミーティングを実施、2時間も話をしたそうです。

籏野:いまは組織がピラミッドになりました。ゴールデン鶴亀ホームは、部長が2人、課長が4人、主任が5人います。だからこそ、次の課題として中間層の育成というテーマが出てきています!主任の一人、介護主任の粟野が従業員代表になるなどの役割を果たしたりしています。昔は卓球して、鳥貴族に飲みに行くということをよくやっていました(笑)少しずつ体制を整えているところで、人も育とうとしています。部長からは高望みしすぎでは、と言われますが、従業員が地域に胸を張ってゴールデン鶴亀ホームを誇れる様にしていきたいです。そこに向けては課題が多いですが。

体験者: 中間層の話がありましたが、どのあたりが課題なのですか?

籏野施設として、育てる力をつけていかなければなりません。メンバーを掌握しながら、適切に指導できる体制を作っていきたいです。部長の志田がその辺りは苦慮しています。ところで志田さんは、なんで介護業界になんで入ったのでしたっけ?

志田: 高校生の時、阪神大震災が起こりましたが、その日は誕生日でした。他の地域でこんなに大変なことが起こっているのに、誕生日を祝っていていいのかと感じました。そこから復興ボランティアに行って、人から感謝される仕事をしたいという気持ちが芽生え、それで介護を選びました。

その後、寄せて頂いた「介護に入った理由」と「介護の魅力」に関するまとめを、以下にてご紹介します

編集部: すばらしいですね!

志田:そうなんです(笑)育成については、結構厳しく指導している方だとは思います。どうしても甘い方向に流れがちなので、誰かがいわないとダメだと思っています。やはりサービスの質を落としてはいけないとかんがえ考えながらやっているところです。

籏野: もともと理事長が厳しい人で、至る所にそのメッセージが貼ってあります。自分たちもだいぶその辺りに共感し影響を受けてきたので、それはゴールデン鶴亀ホームイズムとしてありますね!

体験者: 結構厳しくやっているのですね。そういえば、上の階に、個人目標が張り出してあって、とても良い取り組みだと感じましたよ!

志田: 個人目標も自分たちが設定したものだと気づいて欲しいと考えています。でも目標は忘れがちです。なので、時々覚えているかをテストします(笑)育成の話がありましたが、先ほどのとおり、厳しく指導はしています。それは大事ですが、やはり前提としては、介護に魅力を感じているひとに入って欲しいと考えています。

志田本当に人が好きな人が良くて、そうでないと中々大変な仕事だと思いますので。人が好きであれば、挨拶1つでも違いが出ます。そういった人柄を感じさせる様な施設にしていきたいです。

籏野: その点でいうと、事務所でタイムカードの打刻(かざす)する際にも、こちらから挨拶をする等するようには心がげていますね!

編集部: 体験してみてゴールデン鶴亀ホームはどうでしたか?

体験者:まず最初の印象は窓が多くて明るく、開放的だと感じました。導線もよく施設が綺麗で動きやすそうだと感じます。また駅から近く働きやすい環境だと思います。昼のご飯をおかわり自由でたくさん食べられるのがいいと思いました(笑)

籏野資格補助は必ずしています。そして、学びの機会を増やそうとしており研修にもどんどん行ってもらっている状況です全員が資格者でサービスの品質を保っているという点も特徴と考えながらやっています。もともとの施設は、数字の管理に厳しく節約志向でした。それも大事なことですが、 使うべきところに使えるようにしたいと考えています。そして、先ほど介護の魅力の話が有りましたが、介護の魅力自体をどんどん自分たちで伝えていかなければならないと感じています。

志田: それはそうですね。小中学校の介護の魅力伝達などは大事だと思います。

籏野:蒲田女子高校から毎年、介護職場施設見学・ご利用者インタビューなどを受け入れています。

体験者: 今日ちょうど実習に来ていた大学生も、介護施設に1週間きてイメージ変わったと言ってましたね!

籏野:その意味で介護施設の中をいかに開くか、とても大事だと考えています。お隣の都立特別支援学校の生徒と一年に数回交流会を行なっています。そうすると利用者が笑顔となり元気になってくださる様子があって、とてもいいことだと思いますね。

志田: 自分なんかは子どもが4人いるので、子どもが施設に来るのはとてもいいことだと思いますね!親が介護士で、子どもが4人いるので、だいぶいまの少子高齢化社会に貢献していると思います!(笑)

体験者: 家でも結構厳しいのですか?

志田:道路を挟んだお迎えの同級生の家まで、父の声が聞こえて、次の日子どもが「大丈夫だった?」と心配されることもあるみたいです(笑)

□編集部感想

「施設内でざっくばらんに話せる人たちがいる魅力」だと実感しました。なかなか文言では伝わらないのですが、まずは安定した環境で落ち着いて働きたいという介護職の方で、ゴールデン鶴亀ホームイズムにマッチすると感じる方にはおすすめ、と思いました。あとは実際の現場の職員がどう感じているのか、更に現場の職員の声も聞いてみたいと思います!