新卒以来ずっと高齢者介護福祉の主に在宅領域で仕事をしてきましたが、色々な経験を積んでみたいと考え2020年から障害者共同生活援助、いわゆる知的障害や精神障害がある方のシェアハウスであるグループホームでのお仕事を非常勤ではじめました。


これまでも訪問介護事業所に勤めていた時、少なからず障害者や障害児への訪問もありましたが、きちんと障害者福祉領域で働くのは初めてになります。


日々カルチャーショックを受けていますが、まずは列挙から。


①若い!

当たり前ですが、高齢者よりも若い方々が多いです。下は18歳~50代まで。

若いと何が違うって、学校(勉強)、仕事(働く)、恋愛、遊び、趣味といった、一般の方々と同じ生活の幅がありまさに人生の様々なライフステージでライフイベントを経験しているということ。

高齢者の場合、お元気な方もいますが、少なからず心身の状態や活動範囲が小さくなっていく中で、いかに尊厳ある生を送るかというテーマになりますが、障害者の場合は社会とのつながりの中でこれからも中長期的に生きていかなくてはならないという点で全く違います。


②行動範囲が広い

私が勤めている場所は比較的地域生活ができる状態の方々であり、就労支援施設から一般企業まで働いている人がいます。つまり、障害とお付き合いしながら社会生活を営んでいます。自分一人で公共交通機関にも乗るし、金銭管理もするし、都心に友達と遊びに行ったり、スマホゲームだってYouTubeだって見ます。一見すると本当に健常者と全く変わらない人もいらっしゃいます。


③自立と見守り

当たり前といえば当たり前なのですが、高齢者と比べて本当に生活範囲も生活能力も違うので、本人が出来ることは基本的に自分で行うという前提があります。介護保険制度初期に浸透した「自立」のイメージに近いです。

逆にいうと、自分でできていることは多少抜けていたり失敗があってもあまり介入しない。特に私の勤めている事業形態は「訓練等給付」であるため、社会生活を営むための訓練をしているという法的位置付けにあるので、本当に高齢者領域から見ると「え?放置?」と思うようなくらい本人に任せている部分が多いです。どこまでを専門職が把握して介入するのか、この辺りはまだまだ未熟者の自分ではわかりません。


その2へ続きます。


※本稿は、金山峰之さんからの寄稿記事です。2020年9月20日に、ご自身のブログ「介護の専門性新提案」において、掲載した内容を一部編集の上、掲載しています。