2021年12月19日に行われた「定期巡回・随時対応型訪問介護看護って何!?〜リハビリコンパス計画作成責任者が語るオンラインセミナー〜」の内容をダイジェスト版で紹介します!
【登壇者】 大西晃志(株式会社リハビリコンパス 計画作成責任者)
動画は以下のリンクよりご覧頂けます。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護って何!?〜リハビリコンパス計画作成責任者が語るオンラインセミナー〜
youtu.be
(時間33:18)
編集部 定期巡回の柔軟性をもう少し説明をしてもらえますか?
大西 本当にたくさんあるんですが(笑)、定期訪問を増やすか減らすかという点においては、看取り期は、柔軟性を発揮できる一つです。
状態が落ち着いているときは、午前と午後の定期訪問として、水分補給などをサポートし、段々と最期に近づくに従って、こちらの判断で「明日から1日3回の訪問にしましょう」とか、「様子がおかしかったら連絡してください」ということで、こちらの判断で組み替えることが出来ます。その後にケアマネに報告するという流れです。
それで、今までは10時と16時に訪問していたものを、8時、12時、17時とする、ということが出来ます。
大西 あと、在宅介護のたくさん聞く悩みは排泄の悩みです。
特に排便の処理が大変だという声が多く、自宅での排便コントロールはすごい難しいですね。 施設だったら下剤を飲んでもらうとか、便意が来たらトイレに誘導ということができますが、在宅だと毎回必ず出来るわけではありません。
自分が取り替えることができず、家族が四苦八苦するとか、それを仕事帰りで疲れている状態でやるという大変さがあります。
そのときに、こちらで排便間隔をアセスメントできていれば、この人は何日目に出る人だから、この日はに2回訪問するということも出来るし、下剤を飲んでいれば、「もよおしてきたら早めに連絡してください」、と利用者の方に伝えて、いうと訪問することが出来ます。
(時間36:03)