2021年12月19日に行われた「定期巡回・随時対応型訪問介護看護って何!?〜リハビリコンパス計画作成責任者が語るオンラインセミナー〜」の内容をダイジェスト版で紹介します!

【登壇者】 大西晃志(株式会社リハビリコンパス 計画作成責任者)

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動画は以下のリンクよりご覧頂けます。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護って何!?〜リハビリコンパス計画作成責任者が語るオンラインセミナー〜

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(時間25:25)

編集部 まだ定期巡回の実態が見えていない方も多いと思うので具体的なイメージを持ってもらいたいと思います。人員体制はどんな感じですか?

大西 利用者20名ちょっとで、スタッフがパート含めて7名です。常勤は3名ですね。

編集部 ありがとうございます。人員配置の基準は最低限のものはありますが、利用者数対スタッフ数の基準はないんですよね。

大西 そうなっています。

編集部 典型的な1日の流れはどんな感じですか?

大西 排泄介助で訪問に入ることが一番多いですね。ただ1訪問あたりの時間拘束はありません。だいたい15〜20分間程度です。

次の訪問までの家も近いと、移動距離も近くなります。それもあって、やってみると、時間に余裕もあり、意外とゆとりを感じられます。

それにその訪問時間に、絶対行かなければならない、というわけでもありません。そのあたりはとても柔軟です。

編集部 そうですよね。わたしも訪問同行したことがありますが、とても短い訪問も多かったです。

大西 服薬確認のみで5分ということもあります。もちろん排泄で汚れてしまった等であれば、全身の着替えをするので、40分ということもあります。

人によってぜんぜん違いますし、それらの人の状況を見ながら、配分を考えています。

編集部 1日訪問回数は、どの程度ですか?

大西 1人あたりのご自宅に対して 4-5回ということもあれば、少ないと1回ということもあります。

特徴的なケースとしては「もはや訪問しないに近い」ということもあります。午前は安否確認の一環で、シャッターの開け締めだけ、夕方は、窓の外から顔を見て終わりということもあります(笑)

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