■ひとり親の就労状況

 今日は、前回に引き続き、介護現場で働く方の多様性をお伝えすべく、ひとり親の方々の雇用状況をお伝えします。 


まずひとり親の方の就業状況は81.8%です。




業界ごとのデータは出ていないのですが、20.4%が専門的・技術的職業に就いているということで、介護業界もここに分類されますね!




正規職員のみだと、30.5%の割合です。



ひとり親、中でも母子世帯(シングルマザー)における資格の保有割合というデータがあります。


61.2%が資格を持っていて、そのうち、60.9%が役に立っていると実感しているようです。


よって約37%が、資格を持っていて、かつ、資格が役立っていると感じていることになります。



■介護業界におけるシングルマザーの就労状況


  それではどのような資格を持っているのでしょうか。重複ありのデータですが、最も多いのは介護の資格になります。


ホームヘルパー12.6%、介護福祉士8.0%の18.6%(重複ありの数値において)です。※ ここでいうホームヘルパーは、恐らくホームヘルパー2級を指しているものと思われます。



介護現場でも多くのひとり親の方が就業状況していることを聞くことも多いので、それが裏付けられたように思います。


また資格が役立っているのか、という質問に対しては、介護福祉士は89.1%、ホームヘルパーは62.7%でした。(なお看護師は97.4%とさらに高水準でした。)



最後にそのかけ算を見ていきます。


資格を持っていて、かつ、資格が役立っていると感じる割合を見ていくと、ホームヘルパー+介護福祉士が8.1%、簿記が4.7%、看護師+准看護師が4.6%という形になりました。


 


 現段階において、介護関連の仕事につくひとり親の方(特に母子家庭/シングルマザー)が多く、資格取得の数と役に立つ実感を見ていくと、最も割合として多いということがわかりました。




過去に紹介したように、未経験からの就労という点では、介護業界の間口の広さがあります。



また実務経験3年を積み、一定の要件を満たせば(実務者経験終了)、介護福祉士も取得することが可能です。


もちろん施設による違いはありますが、そういった環境をご理解いただき、当事者の方(特にシングルマザーの方)は、是非選択肢として介護職を入れていただければと思います。




 今日の内容はおしまいです。