2021年12月19日に行われた「定期巡回・随時対応型訪問介護看護って何!?〜リハビリコンパス計画作成責任者が語るオンラインセミナー〜」の内容をダイジェスト版で紹介します!
【登壇者】 大西晃志(株式会社リハビリコンパス 計画作成責任者)
動画は以下のリンクよりご覧頂けます。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護って何!?〜リハビリコンパス計画作成責任者が語るオンラインセミナー〜
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編集部 定期巡回は、厚労省だと、こんな資料で説明をされています。 *出展:定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは(厚生労働省)概要1ページ目より
編集部 全国だと1,000事業所のみしか提供されていない、まだまだの制度です。 *出展:定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは(厚生労働省 概要4ページ目より)
編集部 まだまだ理解が十分されていない定期巡回ですが、まずは大西さん、定期巡回事業についてご説明をしてもらえますか?
大西 ありがとうございます。定期巡回は 「24時間の在宅支援」 です。そして 「利用者の方にその都度、適正なケアを提供することが出来るサービス」 ですが、4つの仕組みがあります。
1つは 「定期巡回訪問サービス」 です。「1日のうち、固定的なスケジュールを決めて訪問」するサービスです。おむつ交換が何回か必要なときに、時間を決めて、例えば4回訪問する、ということをやります。(「定期的に訪問します」)
2つ目は 「随時対応サービス」 ということで、24時間電話での受付が可能です。家での「うちのお母さんこういう事を言っているのだけど、どうすればよいのかわからない」等の相談を受けることが出来ます。(「いつでも電話を受け付けられます」)
3つ目は 「随時訪問サービス」 です。電話での内容を踏まえて、必要性を判断し、24時間いつでも訪問できるサービスです。この2つ目と3つ目が重要です。(「もし何かあったら駆けつけられます」)
例えば「夜に排便が出てしまって、どうすることもできない」とか「夜中に転んでしまって起こすことができない」という時など、「様子が変なんだけど、自分では判断できない」という場合に駆けつけることができます。
4つ目は 「看護師の月1のモニタリング」 です。通常、介護保険で訪問看護を入れようとすると、医師の指示書が必要になりますが、それとは全く関係なく、自社または連携先の訪問看護ステーションからモニタリングという形で、アセスメントしてもらうことが可能になっています。
これら4つのサービスがついているのが「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」です。この4つがあって初めて 「在宅での安心した生活を提供することが出来る」 と考えています。
(動画時間 17:22まで)