今日は飛鳥晴山苑での研修内容をご紹介します。

■飛鳥晴山苑での口腔ケア

 "3大介助”と言えば「食事」「入浴」「排泄」ですが、飛鳥晴山苑では、これに加えて「口腔ケア」を取り入れ、飛鳥晴山苑では”4大介助”として実施しているようです。

飛鳥晴山苑でも、当初は「入れ歯を洗って、口腔内を清潔にする」ことに留まっていたようですが、「食事をもっと美味しく食べたい」という利用者の要望と、「誤嚥性肺炎を予防したい」という職員の思いを踏まえて、口腔ケアの質を高めることにした経緯があります。

職員が学習グループを結成し、外部研修で「口腔体操」や「ブラッシングの仕方」を学び、持ち帰った知識を他の職員にも共有するという形で、取り組みを行ってきました。

■飛鳥晴山苑の職員研修

飛鳥晴山苑では、このような職員の外部研修に力を入れています。

具体的には、以下の方法で行います。

・職員による5つのテーマ別学習グループを結成

・グループごとに、テーマに沿った外部研修に参加

・知識を持ち帰り、施設の他の職員に学びを共有

さらには年に一度、外部講師を招いて職員全体に研修を実施いるようです。

そして上記に挙げた口腔ケアも、「口腔の病態理解とケア」という形で研修を実施しました。

このような研修を行うことにより、ケア一つ一つの「意味」と「価値」が深まり、より安心・安全なケアを提供できるようになり、かつさらには職員が知識を共有し合うことで、「学ぶ楽しさ」や「伝える難しさ」を経験し、職員間の学習意欲の向上も伺えたとのことです。

職員の研修は、利用者にとっても職員にとっても、大切なことなんですね。

今後、飛鳥晴山苑の研修内容等については、実際の研修現場への取材等も通じて、お伝えしていきます!

以上、今回は、飛鳥晴山苑で実践されている職員研修として「口腔ケアへの取り組み」を簡単にご紹介しました。

研修の内容や飛鳥晴山苑にご関心のある方はぜひ、お問い合わせください。