6/5(土)17時半〜19時にて、宅老所「はいこんちょ(栃木県)」、「タブノキ(長野県)」、特別養護老人ホーム「はちす苑(千葉県)」による、オンラインセミナーを実施しました! テーマは、「引っ越してまで行きたいケアの秘訣」です✨

3事業所とも、遠方から引っ越しして転職をしたり、視察に来たりする方がおられるなど、その実践内容に関心を集めています。その3事業所の所長・施設長に、以下の様なテーマでお話をいただきました。

・どんなケアをしているのか? ・これからどんなケアをしていくのか? ・住む場所としての栃木県・長野県・千葉県の魅力 ・引っ越しに際して、何を考えたら良いか?

こちらのレポートでは、その内容を6部に分けてお伝えします! 第6回の最終回は、3つの事業所の魅力についてです。 3事業所に関心がある方はもちろん、介護という土地を選ばない仕事だからこそ、新天地を検討している方、ぜひ読んでみてください🌱

実際の雰囲気を感じてみたいという方は、こちらの動画をご覧ください!

〜動画1:09:38〜

■職員にとって働く魅力はどこにある?

深山さん(みんなの家 タブノキ / 長野県):  僕らのところは、今働いている職員ほとんどお母さんなんですよね。赤ちゃん連れできてくれる職員や、孫を連れてきてくれるスタッフだったり、子供と一緒に過ごせるのが嬉しい、というメリットがあります。  あとは、始めて一年なので、まだ全然わかっていないところがあって、基本的なコンセプトとしては、みんなで一緒にやろうよ、というのがあります。パートさんばかりなのですが、パートさんも社員と同じ条件で、社会保障を大事にしたり、ボーナスも均等割りしてもらおうと思っていて、みんなで稼いでみんなでシェアするつもりでいます。

 お昼ご飯も、ただの食事じゃなくて、生活の一部として僕らに関わってもらいたい、というのがあるので、無料にしています。ここも賃金はそんなに高くないですが、生活費もそんなにかからない土地、というのがメリットかなと思っています。

 あとは、自分たちの居心地の良さを自分たちで変えられる、というのも魅力だと思っているので、チャレンジしたい方がいれば!今は特に送迎を担ってくれる方がいたらありがたいです。基本的に自由シフトで、来たいときに来てもらって、休みたいときに休んでもらうような形でやっていますね。

麻生さん(はちす苑 / 千葉県): ー「(参加者:)特養で、「起こしたままにしない」というのは、具体的にどういうことに取り組まれているんですか?」  どういうことをしていくか、というのが今課題になっているので、正直まだ「こんなことやってますよ!」と言えないのがはちす苑の現状というところで、ここに取り組んでくれるような人を求めています。できる範囲では、家庭菜園のコーナーを作って世話してもらったり、書類をシュレッダーにかけるのを手伝ってもらって、すごく助かったりもしています。こういった発想を持っているような職員の方に来ていただけると、とても嬉しいです。    今本当に発展途上のはちす苑なので、「8つの誓い」を一緒にやってみたい、という人に来ていただき、ぜひ一緒に魅力を作っていきたいです。特養の中で、個別ケアだったり、いろんな方が入ってこれる施設にしていく、というのが大きな課題だと思うので、こうした課題に一緒に取り組むのを、魅力と感じてくれると良いかな、と思います。

小林さん(宅老所はいこんちょ / 栃木県):  ちっちゃい事業所で、田舎なので、密な関係になる、っていうのが良い意味でも悪い意味でもあります。  あとは、入って3年までの介護職対象の勉強会を毎月やっていて、もう8年目になります。そういったかたちで、新しく入ってきた人の居場所とか、溶け込めるための取り組みをしています。

 僕らも、20〜60代まで幅広く、住む場所も色々で、本当にいろんな人が働いています。僕を筆頭になんですが(笑)、遠くから見ると普通だけど、近くで見ると本当に変な人ばっかりなんですよ(笑) お年寄りもそうですが、職員も生き生きしていて、その生き生きの仕方がそれぞれ違うので、初めて来る人はびっくりするかもしれません。でも、もともとあるような、普段は抑えられてしまうような個性を、開放しちゃっている、という感じなんですね。だから、きたらきっと自分の個性も発揮できると思います。9月から第2はいこんちょもできますので、中長期的に、興味ある方がいたらぜひ募集したいです! 

■最後に一言、お願いいたします!

麻生さん(はちす苑 / 千葉県):  今回私ははちす苑の施設長としてお話しさせていただきましたが、法人としては、障害とか学童とか、他のサービスも色々やっていますので、入職したら、高齢だけじゃなくて他の業態も体験できます。そういことに色々チャレンジしてみたい方は、ぜひきてもらえたらと思います。

 障害者の知識も高齢者の知識も、今両方必要になっているのではないかと思います。色々知識を深めたい、というような方も、ぜひはちす苑または愛光(法人)にきていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします!

深山さん(みんなの家 タブノキ / 長野県):  つい最近も、専門職で来ている方に「ちょっと待ってください」と言われたのに対して、「ちょっと待ってって言わないでください!」と言ってしまったりもして(笑) 素人でやっているので、素人感を出してもらえる人に来てもらいたいな、というのがあります。よろしくお願いします!

小林さん(宅老所はいこんちょ / 栃木県):  介護の現場で介護を頑張るというのも良いのですが、業務だけじゃ物足りない職員は、夜型地域サロンを地域のお年寄りと一緒に主宰してたりとか、介護職と介護家族のためのサロンをやったりもしています。

 皆さんがやりたいことのお手伝いもしたいと思いますので、もし興味ある方がいたら、ぜひ来ていただけたらと思います!

〜動画1:26:02〜