2021年12月19日に行われた「定期巡回・随時対応型訪問介護看護って何!?〜リハビリコンパス計画作成責任者が語るオンラインセミナー〜」の内容をダイジェスト版で紹介します!

【登壇者】 大西晃志(株式会社リハビリコンパス 計画作成責任者)

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動画は以下のリンクよりご覧頂けます。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護って何!?〜リハビリコンパス計画作成責任者が語るオンラインセミナー〜

youtu.be

(時間:20:02)

編集部 定期巡回の特徴の1つでもある「包括報酬」 について教えてもらえますか?

大西 訪問介護は、サービス提供の時間と内容で、単価が違い、料金が変わります。 定期巡回は、施設と同じで「月額いくら」という報酬体系です。月額報酬である理由は「24時間を支えているから」だと捉えています。

大西 その点もあり、定期巡回は「訪問介護よりは、施設介護の考え方に近い」 とよくスタッフには言っていますね。訪問介護は、訪問に入る時間と内容が決まっているので、そこに集中するという考え方が近いかと思いますが、定期巡回は1日単位で捉えます

例えば「訪問時に、ご飯食べてなかったら、再度、同じ日に訪問する」なども可能です。通常だと、ケアマネに判断を仰ぐ必要がありますが、定期巡回は、介護事業所側で判断できます。

これはその分、責任も伴うし、観察力も必要になる、ということだと思っています。

編集部 ありがとうございます。定期巡回は、家を「(施設でいうところの)居室」、と捉えて、地域をまるっと見るという感じなのですね。

大西 そのとおりです!

次回記事「3. 窓の外から顔を見て終わり?!柔軟な訪問の実態【定期巡回ってなに!?オンラインセミナーレポート】」はこちら