この度、スリーエス株式会社は、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業(以下、定期巡回)を立ち上げることになりました

これまで「高齢者の方々が、施設であっても、家であっても、安心して生活できるよう貢献したい」という考えのもと、施設や介護職向けに、様々な取り組みをしてきました。

試行錯誤する中で、2012年の定期巡回事業制度開始以降から、定期巡回事業に取り組むS社の現場を見て、本事業のコンセプトを知り、確信と、このコンセプトを自分たちでも実現したいという強い思いを持ちました。

定期巡回事業が広がれば、在宅生活が継続できる方を増やせると、肌身で感じた為です。

現在、全国の定期巡回事業所数は1,000程度です。介護報酬比で見ても訪問介護の9,000億円に対して3%の300億円(介護報酬全体で見ると0.3%)となっており、まだまだ普及していません。

そこで 素晴らしいコンセプトと可能性が秘められている定期巡回事業に、私たちがスリーエス株式会社として取り組むことを決めました。そして、定期巡回事業の可能性を伝える事例の一つになっていこう と考えました。

この度、定期巡回事業のコンセプトと可能性についてお伝えするオンライン個別説明会を開催いたします。 それは、この魅力あふれる事業を一緒に創っていく仲間との出会いのためです。

この記事はその想いを伝えるための記事になります。

1.わたしたちが考える定期巡回の可能性

■"最期まで在宅で"の可能性

多くの介護職が実感しているように、高齢者の方々の「家で生活したい」ニーズは強いです。 しかし、在宅生活を継続するのには次のような課題がありました。

・(介護度の上昇に伴う)身体介護(特に夜間の排泄ケア) ・認知症対応の難しさ ・家族負担・不安

これらの課題に対して、定期巡回は、以下の4つの基本機能を組み合わせることで対応することが出来る可能性が高いサービスなのです。

- 定期訪問(=「定期的に訪問します」) - 随時対応(=「いつでも相談を受け付けられます」) - 随時訪問(=「いつでももし何かあったら駆けつけられます」) - 訪問看護(月1のモニタリング)

例えば、アセスメントの結果、より身体介護が必要な状態や時間帯に集中して、定期訪問を行うことが出来ます。特に、身体介護の中でも負担が大きい夜間の排泄ケアは、定期訪問に加えて、緊急の場合でも、随時対応と臨時訪問により、柔軟に対応することが可能です。

高頻度な訪問・ケアが必要になる看取り期は、その方の状態や必要性に応じて、柔軟なかつ集中的な対応をすることができます。

また認知症の方の支援では、例えば、新規のケースで普段の生活実態がわからない場合でも、高頻度な訪問によるアセスメントを通じて、集中的に生活実態を把握することからスタートできます。これまでは認定調査やケアマネジャーの初回訪問の情報に限られていましたが、介護職の専門性を活かしたアセスメントを集中的に行えることは、他の事業ではあまりできない特徴の一つです。

既存の介護事業では、時間や回数の制約がどうしても生じていました。しかし、定期巡回では訪問回数や滞在時間、援助内容を、今の利用者の状態像に応じて柔軟に変更することができる制度設計になっています。だからこそこうした支援が可能になるのです。

そして、24時間、いつでも電話相談できる(随時対応)ことは、ご本人はもちろんのこと、何かあった時に判断に迷うご家族の安心材料にもなります。

これらの仕組みを適切に運用することで「最期まで在宅生活を送る可能性を高めることができる」のが、定期巡回です。

次回に続きます(記事はこちらです!)。