■「チームケア」を主導する介護主任の存在

・編集部:前回新たに永瀬さんのインタビューをさせて頂きました。そこで「チームケア」の話が挙がっており、素晴らしいと感じ、この考えが一体どこから生まれているのかぜひ聞いてみたいと思い、インタビューをできたらと思います。 ・山口:そうですね、チームケアについては介護主任が新人の初期研修でよく伝えています。主任はこの業界で15年くらいの方で、別業種から来られました。 ・編集部:はい。 ・山口:その中で、「『1人の人』や『1つのユニット(朋松苑では30名ずつの小集団を形成しており、便宜上「ユニット」と呼んでいる)』だけが良いのではダメで、全体を考えることが大事」と、よく伝えています。 ・編集部:素晴らしいですね!それは施設長の方針なのですか? ・山口:もちろん主任と話した上で、という形になりますが、この考えは主任が中心的になっています。 ・編集部:よくお二人ではお話しするのでしょうか? ・山口:仕事の流れなどについて、個別によく相談にきてくれるので、話すことは多くありますね。


・編集部:良い関係性を作れているのだと認識しました。


■職場環境の多様性にどう対応していくか

・編集部:話は全く変わりますが、朋松苑に入る前に知っておかないと、あとでがっかりするかもしれないという点はありますか? ・山口:勤務時間帯が多い点でしょうか。利用者の方のペースに合わせて勤務時間を増やした結果、いまは6〜7程度に増えて、細かすぎるという見方もあります。 ・編集部:なるほど。 ・山口:普通であれば、早番・日勤・遅番・夜勤などになりますが、30分刻みの勤務帯ができています。職員からするとその僅かな差であれば、家を出る時間がほとんど変わらず、その点は気になるかもしれません。 ・編集部:ありがとうございます。他にはありますか? ・山口:職員は20-30代が中心です。50代の方などにどう働きやすい環境を作っていくのか、は、これからのチャレンジになります。 ・編集部:はい。 ・山口:例えば介護リフトの導入だとか、年齢を重ねた方でも働ける職場にどうしていくのか、これからの課題だと思っています。 ・編集部:ありがとうございました!